ウエディング用語辞典

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ブーケ・装花

デザイン

キャスケードブーケ

キャスケードブーケとは、上から下に流れる、逆三角形のラインを描くデザインのブーケ。キャスタードとは「小滝」の意味。上部にボリュームを持たせたせ、滝の流れのように下へ蔓や花を垂らした眺めは、華麗な美しさで花嫁のブーケの定番。本来、教会式ではこのタイプを持つのが正統とされている。上半身は身体に沿ったデザインで下半身にはボリュームがあるという、プリンセスラインまたはAラインや、トレーンを長くひくようなウエディングドレスと相性がいいブーケ。ウェストよりもやや低めに持つとバランスがよい。このブーケに使われる花の代表がカサブランカ。カサブランカやランなどの花材を使うと豪華でエレガントな印象になり、小花をミックスすれば可憐な印象にもなる。下に流れる部分が短めのショートキャスケードブーケや、全体に細身のスリムキャスケードブーケなどのバリエーションも豊富。 

ティアドロップブーケ

ティアドロップ(Tears Drop)は涙のしずくという意味。ティアドロップブーケとは、涙の形を逆さまにしたデザイン。丸いラウンドブーケと下方にすっと垂れたカスケードブーケの中間的な形状のティアドロップブーケ。オーバルブーケよりも少し下方がシャープで、カスケードブーケを小ぶりにしてふっくらさせた形とも言える。

最もオーソドックスなブーケの形の一つで、大人っぽさと可愛さを両方演出できる。どんな色の花とも、どんな形のドレスとも相性のよいブーケ。どちらかといえば、ボリュームのあるドレスよりも、スレンダードレスやAラインドレスなどシンプルなシルエットのドレスに似合う。

ラウンドブーケ

比較的小さめの花材を丸い形にシンプルにまとめたものがラウンドブーケ(round bouquet)。数あるブライダルブーケの中でも最もオーソドックスなスタイルのひとつ。花が密集しているので可愛らしく華やかなブーケ。花材の種類や使い方次第でキュートにもシックにもアレンジでき、フォーマルでもカジュアルでも、どんなウエディングドレスにも合わせることができる。基本的に体型を選ばないが、小柄な女性にお勧め。また小ぶりに作ったものはブーケトスに使われることもある。

クラッチブーケ

クラッチ(clutch)は英語で「ぎゅっとつかむ」という意味。その名の通り、花材を片手で持てるくらいに小ぶりに束ねて、茎の切り口を揃えるだけにしたナチュラルなブーケ。茎の美しいラインを活かした自然で素朴な印象。一方、茎の長いタイプはアームブーケと呼ぶ。肩や胸元にポイントのあるドレスや、シンプルなドレスに合うブーケ。またカジュアルなドレスにも似合う。 野に咲く花を束ねたような軽やかで自然な雰囲気がこのブーケの魅力なので、まさにガーデンウェディングに適している。持ち方としては、両手だけでなく片手で軽く低く持ってもよい。

クレッセントブーケ

クレッセント(cresent)とはフランス語で「三日月」のこと。クレッセントブーケは、その名の通り三日月型の弧を描くようなラインのブーケ。優雅でエレガントなフォルムが印象的なブーケ。小花で可憐にまとめたり、カサブランカやバラでゴージャス感を出すなど、花材によって上品にも個性的にもなる。クレッセントブーケはドレスの前部分があまり隠れないので、ウェストから下に刺繍などのあるプリンセスラインやAラインのドレスと相性がよい。軽く肘を曲げてやや低めに持つと美しく見える。

アームブーケ

カサブランカやカラーなど、背が高い花材のシャープな茎のラインをそのまま活かし、自然な感じに束ねたデザインのブーケ。クラッチブーケよりも細長く束ねた場合アームブーケと呼ぶ。直線的な形がスレンダーなドレスに映え、スタイリッシュな印象。腕に抱えて持つのでこのように呼ばれる。ドレスは大人っぽいスレンダーなシルエットや、スタイリッシュでシンプルなものが似合う。

オーバルブーケ

オーバル(oval)とは楕円形の意味。オーバルブーケとは、楕円形のデザインのブーケで、丸いラウンドブーケと下方にすっとのびるキャスケードブーケの中間的な形のブーケ。

ふんわりと丸く広がっていてボリュームがあるので、大きめの花や動きのある葉が映える形のブーケ。ラウンドを少しふっくらとさせた感じが優しい雰囲気をかもしだすと同時に、キャスケードの豪華さも兼ね備えており、花材によって格調高くも可憐にもなる。存在感があり、あらゆるタイプのドレスに合うが、特にプリンセスラインとの相性が良い。

シャワーブーケ

シャワーから出る水の流れをイメージしたスタイルのブーケ。水が降り注ぐような躍動感があり、ボリュームいっぱいに花が四方に広がるシルエット。軽い小花や動きのあるグリーン(花の茎・つる性の植物・リボン葉物など)で放射状にラインをつくり自然の動きを出す。手に持って歩くと、動きに合わせてふんわり揺れる花たちが、優雅で愛らしく軽快な感じを作り出す。使う花によって豪華にも、キュートにもなる。幸せがシャワーのように絶え間なく降り注ぐようにとの願いが込められている。比較的どんなドレスにも合うが、ウエストからふんわりと広がった優しいシルエットのドレスと相性が良い。

バスケットブーケ

バスケットの中にオアシス(スポンジ)を入れて花やグリーンを挿したブーケ。摘んできた花をそのままバスケットに詰め込み、バスケットから花が溢れているかのようなイメージのブーケ。バスケットにアレンジしたり、自然のツルで持ち手をバスケット風に付けたりする。手に持つことも、腕に掛けることもできるので、ひとつのブーケで印象を変えることができる。

カジュアルでチャーミングな雰囲気のブーケなので、お色直しのドレスやガーデンウエディングなどに合う。バスケットブーケは脇に持つブーケなので、ドレスの前面にデザインがある場合などにお勧め。

バックブーケ

持ち手がついており、ハンドバックをかたどったブーケ。カジュアルでチャーミングな雰囲気のブーケなので、お色直しのドレスやガーデンウエディングなどに合う。手に持つことも、腕に掛けることもできるので、ひとつのブーケで印象を変えることができる。バスケットブーケは脇に持つブーケなので、ドレスの前面にデザインがある場合などにお勧め。

ボールブーケ

ボールブーケ(ball bouquet)とは、花材をボールのような球状に丸くまとめ、リボンなどの持ち手を付けたデザインのブーケのこと。可愛らしく軽やかな雰囲気のブーケで、比較的ボリュームの少ないドレスと相性が良い。レストランウェディングやカジュアルなウエディング、二次会などに向いており、お色直しでも人気がある。バックのように腕に掛けたり片手で持てるため自由度が高く、アクティブに歩き回り動くことの多い花嫁に適している。

リースブーケ

リースブーケ(wreath bouquet)とは、クリスマスに飾るリースの形をしたブーケ。リースは花冠のこと。欧米では古くからドアなどに飾る風習があり、永遠、幸運、幸福を呼び込むお守りとされている。リースブーケはこのリースを模ったもので、花や葉を環状に編み込んだ形の永遠や幸福を意味するウエディングブーケ。リングブーケともいう。

丸型だけでなくハート型に作ったり、花だけでなく木の実やフルーツなどを織り込んで個性的にアレンジすることもできる。、ハンドルの持ち手を付けたものや、リボンを通したものなどがあり、どちらかの手に持ったり腕に掛けたりする。

リングブーケ

→リースブーケ

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【出典:ウエディング用語辞典
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