ウエディング用語辞典

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スタイル (16) 入手方法 (15) シルエット (18) スカートデザイン (14) ネックライン (14) 
スリーブライン (12) 素材 (19) レース (10) 小物 (15) ヘッドドレス (11) 装飾技法 (17)

ウエディングドレス

小物

ベール

ベール(veil)とは、チュールレースなどのシースルー素材で作られた、女性の顔や頭を覆う薄い布。遮蔽や保護の目的で用いられ、装飾的にレースで縁取られることもある。ヴェールとも発音され、日本語で面紗ともいう。キリスト教会式の挙式にて花嫁衣装の必須アイテム。

ベールの歴史は古くローマ時代のヨーロッパに遡り、主にキリスト教の宗教上の儀式服の一部であった。中世においては黒のドレスに白のベールが用いられていたが、白を基調とするものに変化して現代に至る。ベールは清浄のシンボルで、悪魔や悪霊から身を守る意味もある。

ベールの長さや付け方などで印象が変わる。ウエディングドレスのシルエット、挙式会場の広さや雰囲気も考慮して選びたい。正式にはベールはトレーンよりも長いものを使い、挙式だけに着用し、披露宴にはベールを付けない。

顔を覆い隠すフェイスアップベールは、キリスト教会式挙式において、新婦のベールを新郎がたくし上げるフェイスアップの儀式を行うためのもの。最近人気のマリアベールは、聖母マリアが召したベールが名前の起源で、顔を隠さずにベールの端を頭の上に被せて、ほほの横にベールの端がくるように着用する。マリアベールには縁に大きな刺繍が施されていることが多く、ドレスがシンプルでも全体的にゴージャスな雰囲気を演出できる。顔を隠さないため教会式の挙式でのフェイスアップの儀式ができない。マリアベールを禁止している教会もあるので事前に確認をしておくとよい。

マリアベール

マリアベール(mariaveil)とは、花嫁が使用するベールの一種で、顔を隠さずにベールの端を頭の上に被せて、ほほの横にベールの端がくるように着用する。聖母マリアが召したベールが名前の起源。マリアベールには縁に大きな刺繍が施されていることが多く、ドレスがシンプルでも全体的にゴージャスな雰囲気を演出できる。顔を隠さないため教会式の挙式でのフェイスアップの儀式ができない。マリアベールを禁止している教会もあるので事前に確認をしておくとよい。

ノーズベール

ノーズベール(nose veil)とは、鼻(ノーズ)にかかるくらいの短めのベールの意味。帽子の前部のブリム(帽子のつばの意味)に付けて用いられる。

パニエ

パニエ(panier / pannier)とは、ドレスの下に重ねてはくアンダースカートのこと。スカートを膨らませてボリュームを出したり、シルエットを美しくする目的で用いられる。チュール生地を幾重にも重ねたり、張りのある素材で作られている。昔は鯨の髭を使い、非常に高価なものだったが、現代ではワイヤーを使い、軽くてたためるようになっている。レンタルドレスの場合はパニエはドレスとセットになっており、レンタル代に含まれていることが多い。スレンダーなラインのドレスには不要。

パニエとはフランス語で「かご・バスケット」という意味。イギリスでのフープまたはフープトペチコートと同義語。

パニエの起源は、16世紀から18世紀にかけてのフランス・ルイ王朝の時代、貴婦人がスカートを広げる為に使っていた腰枠形式のアンダースカート。当時は金属輪や木製の骨組みで、円卓形・楕円形・荷かご形などの様々な形があった。次第に軽くて弾力性に富んだ鯨の髭が使われるようになり、需要が伸びた。

グローブ

ウエディングドレス用の手袋のこと。手首までのショート丈から二の腕を覆うロング丈まで様々な長さがあり、ドレスのシルエットとの相性や、隠したい部分に応じて選べる。ショート丈はどんなドレスとも相性が良く、キュートな雰囲気になる。ロングは肩を出したドレスと相性が良く、腕を細く長く見せる効果がある。

素材はサテンやオーガンジー、レースなどの生地がある。指を全て覆うグローブが一般的でフォーマルなタイプだが、指が出るフィンガーレスグローブもあり、指輪交換時に着脱する必要がない。グローブはレンタルドレスにはセットになっているのが一般的。

ブライダルインナー

ブライダルインナー(bridal inner)とは、ドレスを美しく着用するための下着の総称。補正下着、ドレス下着、ブライダルインナーなどとも呼ばれる。ドレスをきれいに着こなすため、一般の下着よりも補整力が高く、バストを上げ、ウエストをスラリと見せる効果がある。ドレスインナーともいう。もともと欧米の文化であるドレスを日本人が素敵に着こなすために、ドレス専用のインナーでドレスに合う体型に整え、メリハリのあるプロポーションを作ることが、ブライダルインナーの目的。

必要以上に身体を締めつけるのではなく、足りない部分をインナーで補い、ドレスにあわせて体型を造形し、バランスが美しくとれるものを選ぶことが重要。できればドレスを選ぶ前にインナーを購入し、試着時もドレスインナーをつけて選ぶと、本番のイメージが分かりやすくおすすめ。ドレスインナーはランジェリーショップやドレスショップで購入できる。

代表的なのは、ブラジャー・ウエストニッパー・ガーターベルトがひとつになった「スリーインワン」や、ブラジャーとウエストニッパーが一緒になったビスチェタイプ、フロントとサイドにシルエットを整えるためのコイルボーンが入ったロングブラジャーなどがある。オフショルダーのドレスや襟あきが広いデザインのドレスには、取り外し可能なものかストラップレスのインナーを用いる。背中が広く開いたバックレスデザインのドレス用には、ベアバック対応のVバックのバックレスタイプのインナーを使用する。

和装の場合のブライダルインナーとは、肌襦袢、裾よけ、足袋などの和装下着を指す。

ウエストニッパー

ウエストニッパー(waist nipper)とは、ドレスインナーのひとつで、ウエストを細く締め、部分的な補正機能をもつファンデーションのこと。いわば現代のコルセット。

スリーインワン

ブライダルインナー(ブライダル用下着)の一種で、ブラジャー・コルセット・ガードルの3つの機能が1つに組み合わされた下着。胴の部分の内側にワイヤーが入っており、バストアップと、ウエストを締めてスリムに見せる効果がある補正下着の役割を持つ。ガーターベルトも着けられるようにデザインされている。

ガーター(ベルト)

ガーター(garter)とは、本来はストッキングを留めるためにウエスト部分につけるベルトのことで、ひざ上までの長さのストッキングを履く際、ストッキングがずり落ちないようにひもで繋げて、ウエスト部分につける。ウエディングでガーターといえば、ドレスの下にはめるガータートス用の装飾用ガーターのことを指す。ガーターベルト(garter belt)ともいう。

ドレスバック

ドレス用バックともいう。ドレスを入れて保管・持ち運ぶカバーのことを指す場合と、ドレス着用時の小物入れを指す場合がある。

【ドレス保管カバー】
ハンガーにドレスを掛けた状態で被せるドレスカバーを四つ折に畳むと、持ち手が付いており持ち運べるようにバックになる。ドレス以外にも、パニエやベール、グローブなどの小物も一緒にまとめて入れて運ぶことができる。海外挙式の際には手荷物として機内持ち込みができるため、紛失のトラブルやしわになるのを防げる。「ウエディングドレスです」とお願いすれば、掛けてくれるサービスをしてくれる場合もある。
【小物入れ】
ウエディングドレスにはポケットが無いので、ハンカチや手鏡などの小物を入れておくバックのこと

チョーカー

チョーカー(choker)とは、首にぴったりフィットした首飾り、または襟のこと。35cm前後で、長さのもっとも短いネックレス。元々は「息を止めるもの」という意味。犬の首輪に似ているのでドッグカラーとも言う。宝石を使ったゴージャスな雰囲気のものから、布や革製のカジュアルなものまで様々なタイプがある。中世貴族を思わせる高貴で格式のある雰囲気で、首元をゴージャスに見せる効果がある。存在感があり、清楚で上品な印象のチョーカーは、ブライダルアクセサリーとしても人気が高い。ウエディングドレスと共布で作ったり、ブーケとお揃いの花をあしらったりする。最近はビーズでできたものも多く、手作りする人も増えている。

リストレット

リストレット(wristlet)とは、腕輪、腕飾りの総称。手首や腕に巻く、装飾や防寒の目的で用いるアクセサリー。ブレスレット・リストバンドともいう。ウエディングシーンにおいては、ヘッドドレスに合わせて、花材を用いたコサージュなどが使われる。

マフ

マフ(muff)とは、毛皮などで作られた円筒形の防寒具で、両手を入れて暖める女性用の小物。指輪などをして手袋ができない際に使用されるものだが、防寒のためだけでなく装飾的な意味合いでも用いられる。イブニングドレスなどに合わせることも多く、エレガントな雰囲気を表現できる。

マフの内側に小物を入れるポケットが付いた機能的なものもある。また、トレーナーやピーコートのポケットのように、たて切り筒状のポケットのことをマフポケットと呼ぶ。

オペラパンプス

オペラパンプス(opera pumps)とは、夜の礼装服に合わせる代表的な女性用の靴。甲部のリボン飾りが特徴的。素材は黒のエナメルかカーフスキン。類語にリボンパンプス、ドレスパンプス、イブニングパンプス、イブニングシューズなど。紳士用は低いヒールでタキシードや燕尾服に合わせる。婦人用は中ヒール以上の高めのヒール。

ミュール

ミュール(mule)とは、かかと部分の覆いがなくて固定されておらず、つま先から甲を深く包むようなデザインをしている女性用の外出靴のこと。ヒールが高めのものを指す場合が多い。ラメや刺繍・ビーズ・スパンコールなどの入った装飾的で意匠を凝らしたものも多い。ミュールとはフランス語で、本来は馬とロバを掛け合わせた動物のラバのこと。

ミュールの起源は、昔、フランスで泥除けとして靴の上から履くオーバーシューズとして履かれていたもの。16世紀にかかとの低い寝具用の室内履きスリッパとして用いるようになり、20世紀中期になってタウンシューズとして着用されるようになり、バレンシアガ(BALENCIAGA)が55年に発表したチュニックドレスや58年に発表したサックドレスなどに合わせて流行するようになる。日本においては、厚底靴の後のトレンドとして、最近またミュールの人気が高くなっている。

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【出典:ウエディング用語辞典
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