ウエディング用語辞典

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スタイル (16) 入手方法 (15) シルエット (18) スカートデザイン (14) ネックライン (14) 
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ウエディングドレス

ネックライン

デコルテ

デコルテ(decollete)とは、深い襟ぐりの、襟ぐりをくった、肩と襟首を露出したという意味の形容詞。ファッション用語として、胸、肩、背などが大きく開いた衿あきのネックラインのことを指す。上品で洗練されたイメージになる。最近では一般的にデコルテと言えば、首から胸元にかけてを指す言葉として定着している。

また、ローブデコルテ(robe decollete)というフランス語のファッション用語の略として、デコルテを使う場合もある。ローブデコルテは、女性の正礼装にあたるイブニングドレスの中でも、より正式なフォーマルのもので、胸・肩・背などが大きく開いたドレスを指す。

ネックライン

ネックライン(neckline)とは、ドレス・衣裳の首回りの線の形の総称。基本的なラインは首に沿った丸型(ラウンドネック)、縦に長くなった∨ネックなど。首周りの開き具合や襟のあるなしなど、高さや形態によってさまざまなパリエ−ションがある。オフショルダー、スクエアーネック、ハイネック、ハートシェーブドネック、ボートネック、ビスチェ、ホルターネックなどの種類がある。襟元の形によって、顔の形をカバーしたり、首を長く見せたりと、より美しさを引き出す事ができる。夜の礼装はネックラインが大きく開いたローブデコルテ、昼の礼装はハイネックで肌をきっちり隠すローブモンタントが基本。

オフショルダー

オフショルダーとは「肩から遠い」「肩から離れた」という意味で、肩を出したデザインのドレスのこと。袖があり、ネックラインが大きく開き、両肩を露出するデザインが特徴。肩先まで出た襟元で、鎖骨をキレイにみせて華奢なイメージを与える効果がある。肩幅の広い人や面長の人におすすめ。オフショルダーに襟を付けるとポイントが上になるので、背が高くスタイルよく見える。また、袖の長さによってイメージが変わり、袖を細くすると軽くキュートなイメージになる。

スクエアネック

スクエアとは「四角の」という意味。スクエアネックとは、ちょうど首のつけ根から四角に切り取ったような形をしてるネックラインのこと。一般的に前が四角であれば後面はそれよりも浅い四角であることが多い。衿あきの大小にかかわらず四角いものをスクエアネックという。首筋が出るのですっきりして、デコルテ(首から胸元にかけてを指す)が美しく見える。丸顔もシャープな印象になり、首を長く見せる効果もある。

ハートシェイプライン

ハートシェイプライン(heart shape line)とは、ネックライン(襟ぐり)の形のひとつ。胸元が広く開いていて、前中央がハート型に形作られたネックラインをハートシェイプラインと呼ぶ。ハートシェイプドラインという場合もある。胸の中央がV字に切り込まれ、ゆるやかなカーブを描くラインの形がハートに見えるため、ハートシェイプラインと名づけられた。胸元のラインが胸のボリュームを強調し、首を長く見せる効果がある。ハート形の胸元が可愛らしさと、女性らしいエレガントさを表現できるため、ウエディングドレスにも人気のネックライン。

ボートネック

ボートネック(boat neckline)とは、緩やかな曲線で両肩に向けて横に広く開いた、浅い船底型の襟ぐりのこと。鎖骨に沿ってカーブを描く襟の形が、船底の形のように見えることからボートネックと呼ばれる。くられ方が浅く、首周りの露出が比較的少ないのが特徴。くり方によっては首元をすっきり見せ、鎖骨をきれいに見せる効果がある。

ボートネックの代表的なものはバスクシャツだが、ドレスにもよく用いられる。バスクシャツとは、スペインのバスク地方の船乗りたちが愛用していたハンドメイドの実用服に由来するボーダーのロングスリーブのTシャツのこと。

ホルターネック

ホルターネック(halter neckline)とは、前身頃から続いたストラップやバンドを首に回したデザインのこと。胸元から続いた紐や布地を、後首で結んだり留めたりするため、袖が無く、腕や肩や背中が大きく露出する。イブニングドレスや水着、サマーウェアなどに良く見られるデザインで、バックスタイルを美しく見せたい人に向いているデザイン。ホルターとは、牛馬の口に付けて引く端綱(はづな)の意味で、腹掛けのように首から胸元を吊るしたように見えることからホルターネックと呼ばれる。

ラウンドネック

ラウンドネック(round neck)とは、丸く開いた襟元の総称で、正しくはラウンド・ネックライン(round neckline)という。最も基本的なものは首の付け根の線に沿ってカットされたものであるが、浅いくくりのものから深いくくりのものまで幅広く含まれる。ラウンドネックはベーシックなネックラインの形で、優しい印象を与え、襟元の開きを深くすると首を長く見せ、開きを広くすると小顔に見せる効果がある。

ワンショルダー

ワンショルダー(one shoulder)とは、片側の肩のみ衣服で覆い、もう片方の肩は覆わずに肌を露出したスタイルのこと。イブニングドレスによく用いられるデザイン。多くは肩部分だけでなく全体的にアンシンメトリーのデザインになっている。肩に掛かる片側の生地にはコサージュなどの装飾をあしらいポイントにすることが多い。大人っぽくセクシーなイメージ。ワンショルダーのデザインは、ドレスの他にもリゾートウェアや水着などに見られる。

ベアバック

ベアバック(bareback)とは、背中を大きく露出したデザインのこと。背中の美しさを強調するデザインで、背中を全面あけたり、布を交差させたり、カットワークで表現したりするなどのバリエーションがある。イブニングドレスや水着などに良く見られる。ベアバックとは、ベアは「裸」、バックは「背中」という意味。ヌードバックとも言い、フランス語ではド・ニュ(dos nu)と呼ばれる。

ベアバックのウエディングドレスを着る際には、ベアバック対応のバックレスタイプのブライダルインナーが必要になる。通常のインナーよりも少ない面積でバストを支えるため、ワイヤー部分や素材のしっかりしたものを選び、よくフィッティングして自分に合ったインナーを用意しよう。

ケープカラー

ケープカラー(cape collar)とは、肩から上腕を覆う大きい襟のこと。まるでケープを掛けた様な襟のこと。首を長く見せる効果がある。胸元が隠れるため、胸の小さい人にも適したデザイン。ケープの語源はラテン語の「カッパcappa」からで、「合羽」の語源でもある。

ショールカラー

ショールカラー(shawl collar)とは、へちま状に外縁がやや丸みがあり細長く折り返っている曲線的な一枚襟のこと。ガウンの襟のように、肩掛けを羽織ったようなデザイン。別名、へちま襟、へちまカラーとも呼ばれる。タキシードに多く使われる襟型で、襟の下が丸くなっているものをショールカラーと呼び、襟の先がとがっているものをピークラペルと呼ぶ。タキシードが誕生した当時はショールカラーのデザインだった。

ビブカラー

ビブ(bib)とは「よだれかけ、胸当て」の意味。ビブカラーとは、前衿が後ろより長く垂れ下がった装飾的な衿のこと。セーラー服の後ろ衿を前に持ってきて、真ん中が分かれて衿になっているものが代表的なデザイン。

ロールカラー

ロールカラー(roll collar)とは、襟腰(えりこし)が付いていて、折り返っている襟の総称。前後の襟腰が首の周りに巻き付くように沿って高く立っている襟のこと。クラシックで清楚な雰囲気になる。ウエディングドレスではロールカラーの襟ぐり大きく括り、首筋や鎖骨をきれいに見せたりする。

ロールカラーとは反対に、襟腰が無く、襟付けから直接折り返っており、身頃に沿って平らに寝たような襟をフラットカラー(flat collar)という。

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【出典:ウエディング用語辞典
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