ウエディング用語辞典

【男性衣裳 サブカテゴリ】

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男性衣裳

シャツ

イブニングシャツ

イブニングシャツ(evening shirt)とは、男性の夜の正礼装であるテイルコート(燕尾服)用のドレスシャツ。襟はウィングカラー(立襟)で、ホワイトタイと呼ばれる白のボウタイをあわせる。胸元は硬く糊付けされたスターチドブザム(イカ胸)、袖口は硬いシングルカフでカフリンクスで留める。

タキシードシャツ

タキシードシャツ(tuxedo shirt)は、男性の夜の正礼装であるタキシード用フォーマルシャツの総称。襟はウィングカラー(立襟)で、ブラックタイと呼ばれる黒のボウタイをあわせる。胸元は日本語ではひだ胸と呼ばれる、プリーツ(襞:ひだ)をあしらったプリーテッドブザム(pleated bosom)で、ヒダ巾約1cm、片側6本、前立分を加えて全部で14本、等間隔で縦に平行になっているものが基本。袖口は硬いシングルカフでカフリンクスで留めるのが正式。略式では、胸元にフリルをあしらったフリルドブサム、袖口はダブルカフスなどをあわせることもある。

ウイングカラー

ウイングカラー(wing collar)とは、男性用フォーマルシャツの襟型で、前折れ式の硬い立襟を指す。テールコート、タキシード、モーニングなどにこのシャツを合わせる。ウイングカラーとは、襟の前折れの部分が鳥の翼(ウイング)に似ているところが名前の由来。タキシードの本場アメリカでは、「立襟シャツ」の事をタキシード(礼装用)シャツと言う。燕尾服には立襟イカ胸シャツ、タキシードには立襟ヒダ胸シャツ、モーニングには立襟胸飾り無しシャツを使用する。

レギュラーカラー

レギュラーカラー(regular collar)とは、その時代の最も標準的な襟型のこと。トレンドによって多少の変化はあるが多くの場合、襟の長さは85〜95mm、襟の開き(スプレッド:spread)は75〜90度、台襟の高さは35〜40mm程度。

スタンドカラー

スタンドカラーとは、まっすぐに立った折り返しのない「立ち襟」の総称。襟の外へ折れないで首に沿って立った(スタンド)襟型。立った襟が首の周りで帯のように見えるのでバンドカラーとも呼ぶ。襟が縫い付けられていなかった時代の台襟だけが残ったものと考えられる。日本の男子学生の詰め襟や、チャイナ服にもよく見られる。

ブザム

ブザム(bosom)とは、英語で胸、胸部の意味。ブザムはシャツの胸部分を指す。礼装用のシャツには装飾的なデザインのブサムのものがあり、結婚式などにおいて準礼装や略礼装として用いられる。代表的なものとしてプリーテッドブザム(pleated bosom)や、スターチドブザム(starched bosom)、フリルドブザム(friled bosom)などがある。

プリーテッドブザムは、胸の部分にプリーツをあしらったもの。プリーツの形状や細さも様々で、縦・横・斜めとバリエーションも豊富。日本語ではひだ胸と呼ぶ。スターチドブザム(starched bosom)は、U字や角形の切り替えがあり、共地が重ねられディッキー(胸当て)のように見せ、普通は二重またはそれ以上の厚みがある。日本語では烏賊胸(いかむね)と呼ばれる。フリルブザムは、胸元に波状のひだ飾りが付いたもの。

ディッキー

ディッキー(dickey)とは、礼装用のシャツの胸部分(ブザム)にあしらう胸当てで、着脱可能になっている。固く糊付けされており装飾的なフロントで、主にクラシックなスタイルのシャツに用いられる。

プリーテッドブザム

プリーテッドブザム(pleated bosom)は、胸の部分にプリーツ(襞:ひだ)をあしらった礼装用のドレスシャツ。日本語ではその形状からひだ胸と呼ぶ。プリーツの形状は様々で、プリーツも細いもの、太いもの、また縦、横、斜めとバリエーションは多様なものがあるが、フォーマル用として一般的なものは、ヒダ巾約1cm、片側6本、前立分を加えて全部で14本、等間隔で縦に平行になっているもの。

スターチドブザム

スターチドブザム(starched bosom)とは、礼装用のクラッシクなドレスシャツに見られるデザインのひとつ。胸の部分(ブザム)をU字や角形に切り替えがあり、共地が重ねられディッキー(胸当て)のように見せ、普通は二重またはそれ以上の厚みがある。その部分が硬く糊付け(スターチド)されていることからこの名が付いた。日本語では二重になった部分の形がスルメに似ていることから俗に鳥賊胸(いかむね)と呼ばれる。また、硬いという意味からスティッフブザムとも呼ぶ。

スターチドブザムは、19世紀中頃に、テールコート(燕尾服)が礼装となった時、胸に勲章を付けるために、芯地を入れて糊で固めたディッキー(胸当て)を作り、よだれ掛けのようにシャツの上から首の後ろで結んで前に垂らしたものが起源。

ピケフロント

ピケフロント(pique front)とは、ドレスシャツのブザム(胸部)の切り替えに、糊づけされたコットンピケを用いたデザインのこと。ピケ(pique)とはフランス語で「突き刺す」という意味で、登山のピッケル、氷を砕くアイスピックなどに派生した言葉。服飾においての「ピケ」とは、布地に縄を密に並べたような畝(うね)を出した織物のこと。針を突き刺して筋を付けたような凹凸ができることからピケと呼ばれる。ピケは、浮き出し織り、ピケ織りとも呼ばれる。

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【出典:ウエディング用語辞典
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