華道歴25周年を迎えた假屋崎省吾(かりやざき・しょうご:49)が10月24日から11月9日まで、特別企画「華道家 假屋崎省吾の世界~飛翔」を東京・目黒の目黒雅叙園(がじょえん)で開催している。
假屋崎省吾が8年前から使用している会場は、創業80周年を迎えている目黒雅叙園内に1935年に建造された「百段階段」。通常は一般非公開で国の登録有形文化財に指定されている保存建築。ケヤキの板材で造られた99段の階段廊下でつながっている7つの広間には「漁樵(ぎょしょう)の間」「星光(せいこう)の間」「清方(きよかた)の間」などの名前が付けられている。壁や天井、欄間には、花鳥画や美人画、漆の螺鈿(らでん)細工や極彩色の彫刻などで彩られている。
假屋崎省吾は、個性豊かで趣の異なるそれぞれの広間に、キクやケイトウ、シンビジウム、カラタチ、ダリアなど色とりどりの花や、実を結んだ柿の木、味わいのある曲線を描く蔓(つる)が大振りの房をつけるナタマメ、クワやスギの木、さらには流木、赤や青に彩色された角材なども用いて、ダイナミックで耽美(たんび)的な世界を創生している。
24日の「華道家 假屋崎省吾の世界」オープニングにはブライダルブーケ&ファッションショーが開かれた。ショーには、假屋崎がプロデュースしたブライダルブーケ、目黒雅叙園の婚礼衣装、そして假屋崎省吾が「デビューからずっと大ファンだった」という槇原敬之(39)によるサウンドがコラボレーションした。
今年は華道歴25周年、50歳の節目を迎えており「今まで以上にエネルギーを注ぎました。建築と花が融合する空間をめざしました。最高のものができたと自負しています」と假屋崎省吾は自信の程をうかがわせた。
また、華道歴25周年を記念した書籍「一世一代のブーケ」(講談社)、「假屋崎省吾の世界」(山と渓谷社)を発売。假屋崎自身によるピアノ演奏曲4曲も収録されているCD「假屋崎省吾ロマンティック・クラシック・セレクション」(ソニー・ミュージック)もリリースする。
![]() 一世一代のブーケ |
![]() 假屋崎省吾の世界 |
![]() 假屋崎省吾ロマンティック・クラシック・セレクション |
【華道家 假屋崎省吾の世界~飛翔】
場所:目黒賀叙園
期間:10月24日(金)から11月9日(日)まで
時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)
入場料:1000円
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