世界最大の旅行クチコミサイトである「TripAdvisor」の日本法人、トリップアドバイザー株式会社は、日本語サービスを本格スタートさせた。
トリップアドバイザーは、全世界で会員600万人、月間ユニークユーザー2500万人を誇る世界最大の旅行コミュニティ。既にアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、インドの7カ国6言語でサービスを展開。今回の日本版は8カ国目の拠点で、同サイト初のアジア進出となる。
おすすめのホテル、リゾート、旅行パッケージ、旅行ガイドなどの情報を提供し、世界6.1万都市、ホテル27万件などの情報のほか、投稿写真・動画も約140万件に上る。世界中の旅行者からのホテル、観光名所、レストランなどのクチコミを掲載し、評価やコメントの登録数は2000万(10月23日発表)を超える。
トリップアドバイザーでは日本語サービス開始の背景として、日本旅行業界の市場規模、インターネット環境の成熟度、および消費者の購買行動に大きな影響を与えるクチコミ文化の発達などの要因を挙げる。
08年7月1日より日本語での試験運用を開始、8月には日本法人を設立。月間ユニークユーザー数は08年9月実績で79万人、日本語のクチコミ情報数は4万4千件に達している。また、海外ホテルの予約・比較サイトの日本最大手アップルワールドと提携し、「アップルワールド.com」が保有する6万件以上のクチコミ情報をトリップアドバイザーに表示させる。これによりユーザーは弊社のクチコミに加え、アップルワールドのクチコミも参考にしたうえで、ホテルの比較・予約が可能となる。さらに外国語のレビューは翻訳ボタンを押せば日本語で読むことが出来る。
現在の日本の旅行情報サイト、クチコミ情報は、必ずしも日本の旅行者にとって使いやすい内容とは言い切れず、「旅行会社のサイトは、情報は豊富だが、旅行者の視点に立って書かれてはいない」「一般旅行者のブログは読み物としては面白いが、検索性が低いため、ユーザーが求める情報のソースとしては適していない」といったユーザーの不満の声が聞かれる。
こういった状況の中、トリップアドバイザー日本語サービスでは、旅行会社やホテルにより提供される情報ではなく、旅行者の視点を最重要視した情報を提供。これまでの旅行クチコミサイトに不足していた2つの要素である、「旅行者によって書かれたバイアスのないクチコミ情報が集積」、「ユーザーが求める情報を探しやすく高い検索性」を備えている。
ユーザーから投稿のあったクチコミはトリップアドバイザーがチェックし、問題がない場合は投稿後24時間以内に反映される仕組みになっており、誹謗中傷や荒らしを防ぎ、公平なクチコミ情報の提供に努めている。また、有益情報を多数投稿してくれたアクティブユーザーを「エキスパート旅行者」に任命。旅行に関する質問 (や回答) を投稿できるフォーラム「旅の質問箱」にてアドバイスしてもらい。ユーザー間のコミュニケーションを促進しサイトを活性化する狙いだ。
海外挙式や新婚旅行の際、プロデュース会社の指定した会場や、旅行会社のパッケージに組み込まれたホテルの部屋のグレードやサービスの質が気になるところ。トリップアドバイザーで事前にクチコミ情報を調べることで、旅行会社側の情報ではなく、利用者の視点に立ったリアルな声を参考に、安心して海外での新婚旅行を満喫することができるだろう。
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