「ゼクシィ結婚トレンド調査2008」結婚費用421万円、親の援助は16.7万円増の199万円

リクルートは10月29日、結婚情報誌「ゼクシィ」が調査した「結婚トレンド調査2008」の結果を発表した。平均結婚費用は420.5万円(前年度423.3万円)、挙式、披露宴・披露パーティは317.4万円(前年度318.7万円)と前年度より微減した。結婚式の招待客数は平均73.8人と前年より2.2人減少し、招待客一人当たりの費用は過去最高の4.9万円となり、少人数でこだわりのある結婚式を挙げる傾向にあることが明らかになった。

親・親族から援助があった人は78.2%、援助額は16.7万円増え、全国調査を始めた05年度以降過去最高の198.8万円に達し、「すねかじり度」が高まった。その援助に応えるように、披露宴やパーティーを挙げた理由として「親・親族に感謝の気持ちを伝える」と回答した人が67.5%で最も多い。

ゼクシィの担当者は「金銭的な援助だけでなく、一緒にホテルや式場の挙式紹介イベントに参加するなど、式の準備を手伝う親が増えているようだ」と話している。

リクルートの結婚情報誌「ゼクシィ」では、新婚カップルの結婚スタイルについて詳細に把握するために、毎年「結婚トレンド調査」を実施している。1994年に首都圏で開始した調査は、年々調査地域を拡大し、現在全国15地域による調査を実施している。

「ゼクシィ結婚トレンド調査2008」では、2007年4月~2008年3月に結婚(挙式、披露宴・披露パーティ)した女性読者を対象に、2万2560人をランダムサンプリングし調査票を発送、7863人の回答(有効回答数7366人)があった。

■小人数でこだわりの結婚式の傾向に

- 結婚費用は420.5万円で横ばいも、招待客2.2人減で1人当たり費用は過去最高の4.9万円。

全国における結婚費用(結納・婚約から新婚旅行までにかかった費用)は前年度423.3万円より微減の420.5万円。挙式、披露宴・披露パーティは317.4万円(前年度318.7万円)。披露宴・披露パーティの招待客人数の平均は73.8人で前年よりも2.2人少なく、招待客1人あたりの費用は4.9万円(前年度4.8万円)。特に50人未満の少人数結婚式の割合が増加している。

首都圏における結婚式費用は431.5万円で前年度よりも15.0万円減少。挙式、披露宴・披露パーティは327.0万円で昨年より10.9万減少したが一昨年よりも高い。招待客は68.3人で昨年より2.8人減少。招待客1人あたりの費用は5.4万円で03年以降増加傾向にある。

■項目別では指輪や衣装など、自分たちにかける費用が増加

項目別の平均費用で増加したものは、「結婚指輪(2人分)」が19.9万円(前年比1.4万円増)、「新婦の衣装」42.5万円(前年比2.0万円増)、「新郎の衣装」14.5万円(前年比0.9万円増)、「ギフト」33.1万円(前年比1.6万円増)、「スナップ写真」20.3万円(前年比0.6万円増)、「新婚旅行」53.6万円(前年比0.7万円増)などに費用をかける傾向にある。(※ギフトには引出物、引菓子、プチギフトが含まれる)

一方、費用で減少したのは、「挙式、披露宴・披露パーティ総額」が317.4万円(前年比1.3万円減)、「装花」が15.7万円(前年比0.4万円減)だった。

■親からの援助を受ける人が増加、金額は過去最高の199万円

結婚費用に関して、親・親族から援助があった人は78.2%(前年比2.2%増)。援助があった人の援助総額の平均は198.8万円(前年比16.7万円増)。

首都圏では結婚費用に関して、親・親族から援助があった人は75.0%(前年比0.5%増)。援助があった人の援助総額の平均は206.7万円(前年比20.5万円増)。

援助金額は年々増加傾向にある。年齢別に見ると低年齢になるほど援助があった人が多く、援助金額も高い。

■披露宴・披露パーティの会場はホテルが1位で33%

披露宴・披露パーティを実施した会場は「ホテル」が1位で33%、2位「一般の結婚式場」が28%、3位「ハウスウエディング(ゲストハウス)」が19%、4位「レストランウエディング」が9.0%と続く。

首都圏では披露宴・披露パーティを実施した会場は「ホテル」が35%、「一般の結婚式場」が28%、「ハウスウエディング(ゲストハウス)」が15%、「レストランウエディング」が11.1%だった。

全国的に見ると会場の割合は前年とほぼ変わらず、近年増加傾向にあった「ハウスウエディング(ゲストハウス)」のブームも落ち着きを見せた。中でも首都圏では「ハウスウエディング(ゲストハウス)」の割合が減少し「ホテル」が巻き返した。

新婦の年齢別に見ると、24歳以下では「一般の結婚式場」が36.3%と一番高く、年齢が高くなるにつれて「ホテル」や「レストランウエディング」の割合が増加している傾向にある。

■ご祝儀総額は223.6万円でここ数年横ばい

ご祝儀総額の平均は、昨年調査と同程度の223.6万円(前年度223.8万円)。首都圏では昨年よりも2.2万円減少し220万円だった。

■披露宴・披露パーティは近親者重視の傾向に

披露宴・披露パーティをあげた理由は、1位「親・親族に感謝の気持ちを伝えるため」67.5%(前年比4.4%増)、2位「親・親族に喜んでもらうため」58.4%(前年比2.9%増)、3位「友人など親・親族以外の方に感謝の気持ちを伝えるため」50.2%(前年比3.7%増)、4位「ゲストの自分たちの姿を見てほしかったため」43.3%(前年比2.8%減)。親族や友人など自分たちと親しい存在に感謝を伝えたいと願うカップルが増えている。

首都圏では、披露宴・披露パーティをあげた理由は「親・親族に感謝の気持ちを伝えるため」(70.6%)、「親・親族に喜んでもらうため」(61.5%)、「友人など親・親族以外の方に感謝の気持ちを伝えるため」(49.8%)、「ゲストの自分たちの姿を見てほしかったため」(42.3%)と、全国平均よりも特に親・親族に対しての想いが強い傾向にあることが伺える。

挙式、披露宴・披露パーティの演出を決定する際に心がけたこと1位は「アットホームなムードになること」(68.2%)「自分らしさを表現できること」(57.0%)「列席者を退屈させないこと」(56.0%)

世界的な株安や金融不安で消費の減速が懸念される中でも、結婚式市場は堅固だといえるだろう。人生最大のイベントである結婚式に対しては、価格よりも個人の好みやこだわりの影響が強く反映しているようだ。

※データはすべて、結婚情報誌「ゼクシィ」(リクルート発行)調べ

リクルートデータライブラリー「結婚・出産・育児」
http://www.recruit.jp/library/bridal/

「ゼクシィ結婚トレンド調査2008」(全国・首都圏版)
全国・首都圏版 [PDF document 385Kb]

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